天長節である。

天皇陛下の最優先のお仕事は何であろうか。

もちろん「日本の安寧を祈る」ことである。

憲法で規定された国事をする際には内閣の助言と承認が必要である。

しかし、天皇陛下の最優先のお仕事には誰の助言も承認も必要ない筈である。




天皇陛下は日々なにがあってもなくても日本と国民の安寧を祈ってらっしゃる。

地震があれば「地の神よ。怒り鎮めたまえ」と祈ってらっしょるのである。

非科学的なことだと感じる人も多いのかもしれない。

でも、今までも、そしてこの先も、千代に八千代に祈り続け給うのである。

国事行為なら、疲れたから摂政に代わりにと思われるかもしれない。

でも、日本の安寧を祈る行為を摂政に代わりにとは思うはずがない。

国事行為と違い、代理代行で済む筈がない。

自分で真摯に祈るからこそ、被災した国民を安心させるためにお顔を見せられるのである。

今上陛下は「摂政が一生懸命に祈ってるから安心して下さい」と考える方だろうか?

天皇誕生日。陛下には感謝の気持ちしかないのである。